バルサで絶好調! レヴァンドフスキが“最も驚かされた選手”は?「その年齢でどうして…」

ロベルト・レヴァンドフスキ

 今季、所属するバルセロナで公式戦17試合19ゴール2アシストと圧倒的なパフォーマンスを披露しているポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。現地時間11月21日、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏がホストを務める番組『Rio Ferdinand Presents podcast』に登場した36歳の点取り屋は、様々な質問に対して率直に回答している。

 今季からハンジ・フリック監督が率いているバルセロナは、ラ・リーガとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でセンセーショナルな成績を残している。ラ・リーガでは開幕7連勝とスタートダッシュに成功すると、現地時間10月26日に行われた第11節の“エル・クラシコ”ではアウェイでレアル・マドリードを4-0で粉砕。現在は1試合未消化試合のある2位のレアル・マドリードに勝ち点「6」差をつけて首位に立っている。また、今季から新フォーマットとなったCLでは、リーグフェーズ第1節のモナコ戦こそ1-2で落としたものの、その後は3連勝。ノックアウトフェーズ直接進出圏内の6位まで順位を上げている。

 好調・バルセロナの中心にいるのは、36歳にしてキャリアハイに迫るパフォーマンスを見せているレヴァンドフスキだ。出演した『Rio Ferdinand Presents podcast』で、レヴァンドフスキはバルセロナで充実した日々を送っていることを強調。ファーディナンド氏から「最も驚かされた選手は?」と訊ねられると、迷いなくスペイン代表FWラミン・ヤマルの名前を挙げた。

「トレーニングに参加したラミンを最初に見た時に思ったのは『その年齢(当時15歳)でどうしてそんなことができるのだろう?』ということだった。僕が同じ年齢だった頃は、あれほど優秀かつ聡明であることは不可能だったからね」

 15歳9カ月16日でバルセロナのトップチームデビューを果たし(クラブ史上最年少記録)、スペイン代表でも最年少出場かつ最年少得点(16歳1カ月26日)の両方を塗り替えるなど、若くして華々しい活躍を見せているヤマル。レヴァンドフスキは、そんなヤマルに地に足をつけて努力を続けるようアドバイスをしているようだ。

「常に何らかのアドバイスを与えるようにしているんだ。なぜなら、彼が達成したことや今やっていることは信じられないほど素晴らしいことである一方、高いレベルを継続するという大きな課題にすぐ直面するだろうということを知っているからね。僕たちは直近2、3年のことを話すのではなく、今後10年のことを話すべきだ。彼が28歳、29歳、30歳になるまで、あるいはさらにその先もトップであり続けるために、何をしなければならないのかについて考えるのさ。彼のキャリアを見守ってほしい」と、“兄貴分”らしい一面を垣間見せた。

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