2人の17歳がバルサを牽引!…クバルシは“同い年”ヤマルを大絶賛「彼に限界はない」

(左)ラミン・ヤマルと(右)パウ・クバルシ

 バルセロナに所属するスペイン代表DFパウ・クバルシが、チームメイトのスペイン代表FWラミン・ヤマルについて言及した。10月31日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 今夏にハンジ・フリック新監督を迎えたバルセロナは、今シーズンここまで公式戦14試合を戦い13勝1敗と好調を維持。総得点数は「47」にも上り、直近ではバイエルン、レアル・マドリードという欧州屈指の強豪相手にいずれも4得点を挙げて勝利した。17歳のクバルシはセンターバック(CB)の主軸としてここまで全試合に出場し、好調のチームを後方から支えている。

 得点源のポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキや6ゴール8アシストをマークしているブラジル代表FWハフィーニャもさることながら、現在のバルセロナの好調はクバルシと同い年の“神童”の存在無くして語ることはできないだろう。7月に17歳となったばかりのヤマルは右ウイング(WG)を主戦場にここまで全14試合に出場。6ゴール7アシストをマークするなど、とりわけ攻撃面で抜群の存在感を放っている。

 ともに“ラ・マシア”で育ち、17歳ながらバルセロナの主力に定着したクバルシとヤマル。つい先日はヤマルが“若手版バロンドール”とも称されるコパ・トロフィーを受賞し、クバルシが同ランキングで5位になるなど、両選手は“次世代のスーパースター”として大きな注目を集めている。そうしたなか、同い年の“神童”について問われたクバルシは次のように語っている。

「僕たちは非常に落ち着いているし、まるで校庭にいるかのように穏やかだ。僕たちは非常に速くキャリアを駆け抜けているし、そのことのリスクも理解している。でも、そんなことには目を向けていなんだ。ラミンには限界がなく、すでに驚異的なレベルにある。彼を止めるのは非常に難しいよ。彼のように自信を持ったWGは僕たちに活力を与えてくれるんだ」

 ラ・リーガの覇権奪還を目指す2024-25シーズンは始まったばかり。クバルシは今後について「すべてを勝ち取りたいね」と意気込みを示している。今後もバルセロナを牽引する2人の17歳に注目だ。

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