90+11分にウガルテが決勝弾! ウルグアイがコロンビアとの激闘制す「わずかな差ではあったが…」

 FIFAワールドカップ26南米予選第11節が15日に行われ、ウルグアイ代表がコロンビア代表を3-2で下した。マルセロ・ビエルサ監督の試合後コメントをウルグアイメディア『エル・パイス』
が伝えた。

 32分にコロンビアの先制を許したウルグアイは、57分に相手のオウンゴールで追いつくと、60分に勝ち越し成功。後半アディショナルタイム6分にコロンビアが試合を振り出しに戻したが、直後の後半アディショナルタイム11分にMFマヌエル・ウガルテが値千金の代表初ゴールを挙げ、ウルグアイは劇的に勝利を収めた。

 ウルグアイはコロンビアとの上位直接対決を制して南米予選2位に浮上。ビエルサ監督は試合後、「私が想像していたような試合ではなかった。コロンビアのポゼッションを防ぐのは、我々にとって非常に難しかった。正直なところ、彼らは非常によく練られたプレー方法を持っていて、ディフェンスとプレスとボール扱いが上手かった」と激闘を演じた相手を称え、「相手陣内に入るのは難しかったが、支配率は交互に上がっていたし、互角の試合展開の中で、わずかな差ではあったが、勝利は当然だったと思う」と結果に満足感を示した。

 決勝点を挙げたウガルテはベンチスタートだったが、ビエルサ監督は「彼は私がウルグアイ代表を率いて以来、最も多くプレーしてきた選手であり、すべての試合で最高のパフォーマンスを見せてきた選手でもある。コーチングスタッフ全員からの評価が最も高いのがウガルテだが、今日の試合は(ロドリゴ・)ベンタンクールに適していると確信した」と同選手への評価は一貫して高いことを強調。 「欠場が絶えず、常に使える選手が少ない代表チームでは、各ポジションに複数の選手を置くことは欠かせない」と言葉を続けた。

 次節は19日に敵地で行われるブラジル代表戦。ビエルサ監督は「コロンビアが運動量に優れ、危険な状況を作り出す能力の高い攻撃システム、組織的なプレス、貴重なボールのキープ力を持つチームだとすれば、ブラジルはそのすべてを持ち、おそらくそれ以上のものを持っている。私たちはベストを尽くすか、私たちがいつも心がけていること、ボールを持って相手陣内でプレーすることをやってみる。敵陣でミスを誘い、自陣でボールを失わないようにする。それが、私たちが毎試合プレーする意図だ」と意気込みを示した。

【ハイライト】ウルグアイ 3-2 コロンビア

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