一発退場の鎌田大地が人種差別被害か…クリスタル・パレスは調査中と発表

鎌田大地

 クリスタル・パレスは10日、日本代表MF鎌田大地に対する人種差別行為に関しての声明を発表した。

 クリスタル・パレスは9日に行われたプレミアリーグ第11節でフルアムと対戦。45+2分にエミール・スミス・ロウに先制点を許すと、76分には鎌田大地が足裏でタックルを敢行したことで一発退場に。数的不利で迎えた83分にハリー・ウィルソンに追加点を奪われ、0-2で敗れた。

 この試合で退場となり、3試合の出場停止になってしまった鎌田だが、イギリス紙『ミラー』では、ピッチを去る際のトンネルを歩いているときに人種差別被害を受けたことが伝えられている。

 これを受け、クリスタル・パレスはクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

鎌田大地がフルアム戦で人種差別を受けたとの報告を認識しており、現在その疑惑について調査中である。クラブはいかなる形の虐待に対してもゼロ・トラレンス・ポリシーを掲げており、加害者と特定された者に対しては可能な限り強力な措置を講じることになる」

【ハイライト動画】クリスタル・パレスvsフルアム

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