鎌田大地がレッドカードで退場に…日本人選手プレミア4人目の退場も一発レッドは初

鎌田大地

 クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が9日、プレミアリーグ第11節のフルアム戦に先発出場したが、76分にレッドカードによる退場処分を受けた。

 主力7選手が負傷や出場停止により今節を欠場したクリスタル・パレスは、中盤の底にDFマルク・グエイとトップチームデビューとなるMFジャスティン・デヴェニーを起用し、鎌田を2シャドーの一角に配した。

 しかし、好調フルアムに押し込まれる展開が増えると、前半終了間際に最終ラインのミスから失点。すると76分に、ジャン・フィリップ・マテタから鎌田へのパスが長くなり、そのボールをなんとか抑えようとした鎌田が勢いよくケニー・テテと接触。伸ばした足裏がテテの足に入ってしまい、鎌田にレッドカードが提示された。

 なお、プレミアリーグで日本人選手が一発レッドで退場となったのは初の出来事。過去には、ボルトン時代のMF中田英寿(2006年)、サウサンプトン時代のDF吉田麻也(2018年)、そしてアーセナルに所属するDF冨安健洋(2023年)の3選手が退場となっているが、いずれも1試合の中で2枚目のイエローカードをもらっての退場だった。

 最終的にクリスタル・パレスは0-2で敗戦。早くも今季6敗目を喫することになった。代表ウィーク明けの第12節は11月23日に行われ、敵地でアストン・ヴィラと対戦することになるが、鎌田は出場停止となる。

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