カラバオ杯4回戦に臨むリヴァプール…指揮官がMF遠藤航の出場を示唆「彼は明日プレーする価値がある」

遠藤航

 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、ブライトン戦における日本代表MF遠藤航の起用を示唆した。29日、クラブ公式サイトが同監督のコメントを伝えている。

 ここまで9試合を消化したプレミアリーグで7勝1分1敗を記録し、勝ち点「22」の2位につけているリヴァプール。今夏から指揮を執るスロット監督の下で好調を維持する同クラブは、先月25日に行われたカラバオカップ3回戦・ウェストハム戦に勝利したことで4回戦進出を決めた。

 そんななか、カラバオカップ4回戦・ブライトン戦を前日に控えたスロット監督が記者会見へ出席。ターンオーバーによる先発出場の可能性が報じられる遠藤について、「シーズンはとても長く彼が必要になるから、遠藤航は先発する可能性のある選手の1人だと思う。そのため、ときには彼もプレーする時間が必要なんだ」とコメントした。

 また、今シーズンは試合終盤での投入が目立つ同選手に対し、「ウェストハム戦では本当に良かったし、彼の人柄を尊敬している」と称賛。続けて「というのも、彼は2度にわたって試合終了5分前に出場しなければならなかった。 私は監督キャリアの中で顔をしかめて途中出場する選手を時々見てきた。しかし、たとえ5分でも彼を必要とするときはいつもチームのために、チームメイトのために、そして自分自身のために尽くしてくれる。そのため、彼は明日プレーする価値がある」と起用を示唆している。

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