クルトワ、1対1の局面で見せる好守について言及「秘密はあまり明かしたくないが…」

 レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)についてコメントした。21日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 22日にCLリーグフェーズ第3節ドルトムント戦を迎えており、会見に臨んだクルトワは「私の調子は良く、先日(ラ・リーガ第10節セルタ戦)に出場できて非常に嬉しかった。最も大事なのは、チームとして団結し、お互いのために犠牲を払い、全力を尽くすことだろう。新しいCLのフォーマットではリールに敗れた後、明日のドルトムント戦が特に重要になる」と語った。

 同試合の会見に臨んだカルロ・アンチェロッティ監督は、守備面が課題になると発言。これに対してクルトワは「選手は誰もがいつも最高のプレーを目指していて11人全員で守ろうとしているが、相手もできるだけダメージを与えようとしてくる。いつプレスをかけるか、コミュニケーションが大事になって、チーム全体で動かなければならない。だからこそ、トレーニングで修正しようとしている。コーチとのビデオセッションを通して何が問題だったのかを分析し、修正しているんだ」とコメント。

 また、「長いシーズンを過ごす中で、休息が2〜3週間しかなかった選手にとって簡単なことではない。南米から戻ってきたフェデ(リコ・バルベルデ)やロドリゴのようなチームメイトは2日間で次の試合に向けて準備をしなければならず、リズムを保つのは簡単ではないだろう。最終的には上手くいくと信じているが、シーズンの終わりに良い位置にいるため、試合に勝ち続けることが重要だけどね」とも語った。

 相手選手との1対1の状況で見せる好守については「秘密はあまり明かしたくないが、テクニックとして、自分の体をできるだけ大きく見せることやタイミングを計ること、ストライカーが何を考えているかを読み取ることを心掛けている。私は身長が6フィート7インチ(約2メートル)ありますので、広げると撃つスペースがあまり残らない」と言及。

 そしてここまでの今シーズンの出来について問われた際には、「数人の選手がチームを去るなどいくつかの変化があり、時に適応するのが少し難しいこともある。ただ、シーズンは始まったばかりで、1〜2ヶ月もすれば良くなると思う。あなたが言うほど悪くはない。私たちはその点について話し合い、改善を試みているよ」と記者に話した。

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