マンC、現政権下でのCLホーム戦無得点は2度目…ペップ「インテルの守備が素晴らしかった」

ジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がチャンピオンズリーグ(CL)初戦を振り返った。18日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 CLリーグフェーズ第1節が現地時間18日に行われ、マンチェスター・シティは本拠地『エティハド・スタジアム』でインテルと対戦した。2022-23シーズン決勝と同じ顔合わせとなった一戦は、序盤から両チームがチャンスを作り合う白熱した展開に。マンチェスター・シティは後半にかけて攻勢を強め、90分間で合計22本のシュートを放つも、GKヤン・ゾマーを中心としてインテルの堅守を崩し切ることができず、スコアレスドローに終わっている。

 試合の主導権を握りながらも、度々インテルの鋭いカウンターを受けてゴールを脅かされたマンチェスター・シティ。守護神エデルソンの好セーブもあり無失点で切り抜けたものの、データサイト『Opta』によればCLのホーム戦の前半で10本以上のシュートを打たれたのは、2017年2月のモナコ戦以来初めてだという。また、グアルディオラ監督がマンチェスター・シティで指揮したCLホーム戦42試合において、無得点に終わったのは2度目となっている。

 本拠地でのCL初戦で白星を逃したグアルディオラ監督は「勝利することはできなかったが、相手チームの守備が素晴らしかったので後悔はない。まだ10月にもなっていないので、我々もトップレベルには到達していないんだ」と前置きしつつ、対戦相手のインテルおよび試合内容について次のように振り返った。

「インテルは守備面で非常に優れたチームであり、攻守の切り替えの達人でもある。チャンスはあまり作れなかったが、パフォーマンスには満足している彼らはトップクラスのチームであり、どれだけ厳しい戦いになるかは分かっていた。勝ちたかったが後悔はないし、インテルのプレーは気に入っている。対戦相手がどれほど優れているかは理解していたので、上手くやったとも言えるだろう。このチームを相手に25回もチャンスを作ることは不可能なんだ」

 マンチェスター・シティは現地時間1日のリーグフェーズ第2節でスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)とのアウェイゲームに臨む。

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