バルサがセビージャを5発粉砕! ガビが待望の実戦復帰…次節レアルとの“エル・クラシコ”へ
ラ・リーガ第10節が20日に行われ、バルセロナとセビージャが対戦した。
ハンジ・フリック新監督の下で好調を維持しているバルセロナは。ラ・リーガでは8勝1敗・勝ち点「24」で首位に立っており、ここまで28得点9失点と攻守に渡って安定感が際立っている。今節は3勝3分3敗で12位につけるセビージャとの顔合わせに。次節に控える宿敵レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に向けて弾みをつけるためにも、結果だけでなく内容も求められる一戦となりそうだ。
序盤はボール保持率を高めるバルセロナに対し、セビージャはハイラインの背後を狙った攻撃を続ける。9分にはカウンターの流れで右サイドを駆け上がったドディ・ルケバキオがカットインから左足を振るも枠を捉えられず。一方のバルセロナは22分、ペドリが右サイドへ大きく展開し、これを受けたラミン・ヤマルがボックス中央へラストパス。ボールを収めたハフィーニャが倒されPKを獲得し、これをロベルト・レヴァンドフスキが沈めて先制に成功した。
先制点から6分後には、カウンターから右サイドを駆け上がったヤマルがボックス手前中央へラストパス。ジュール・クンデがこれをスルーすると、後方から走り込んできたペドリが右足のダイレクトミドルをゴール右上に突き刺し、リードを2点に広げる。勢いに乗ったバルセロナは39分、左CKのこぼれ球を拾ったハフィーニャがボックス手前から左足を振り抜くと、ゴール前のレヴァンドフスキがコースを変えてネットを揺らし、自身2ゴール目を記録した。
3点リードで前半を終えたバルセロナは後半立ち上がりも主導権を握り、ハフィーニャやヤマルらが積極的に相手DFラインの背後へ動き出し、惜しいシーンを作っていく。60分過ぎにかけてはパウ・ビクトルやフェルミン・ロペスらフレッシュな選手を次々と投入。71分にはペドリの絶妙なアーリークロスにアンス・ファティがダイビングヘッドで合わせたが、シュートは惜しくもGKの正面を突いた。
82分、ペドリのパスを受けたジュール・クンデがドリブルでボックス内右へ侵入すると、こぼれ球をパブロ・トーレが押し込み点差は4点に拡大。その直後にはひざの大怪我により昨年11月から長期離脱を強いられていたガビが約11カ月ぶりの実戦復帰を果たす。一方のセビージャは87分、後方からのロングフィードでハイラインの裏を取ったスタニス・イドゥンボが1点を返す。しかし、その直後にはP・トーレがFKでネットを揺らし、再び4点差とした。
試合はこのまま終了し、バルセロナが白星を手にした。次節、バルセロナは26日にアウェイでレアル・マドリードと、セビージャは25日にホームでエスパニョールと対戦する。
【スコア】
バルセロナ 5-1 セビージャ
【得点者】
1-0 24分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK/バルセロナ)
2-0 28分 ペドリ(バルセロナ)
3-0 39分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
4-0 82分 パブロ・トーレ(バルセロナ)
4-1 87分 スタニス・イドゥンボ(セビージャ)
5-1 89分 パブロ・トーレ(バルセロナ)
10/21 06:01
サッカーキング