アレックス・バエナの“無敵の夏”はまだ終わらない! 再び母国を勝利へと導いたFKに「打った瞬間に入ると確信した」

アレックス・バエナ

 スペイン代表のMFアレックス・バエナ(ビジャレアル)が、15日のセルビア戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 UEFAネーションズリーグ・リーグAグループ4の前半戦を2勝1分の首位で折り返したスペイン代表は、15日に行われた第4節でセルビア代表と対戦。開始早々にCBアイメリク・ラポルテのゴールで先制すると、その後も攻撃の手を緩めずに65分に追加点を挙げる。さらに75分、ゴール正面で獲得したフリーキックをMFアレックス・バエナが相手GKが動けないコースに蹴り込んだ。試合はこのまま3-0でタイムアップ。欧州王者は2試合を残して、決勝ラウンド進出を確定させた。

 試合後、完璧だったと口にしたバエナは「チームは10点満点の試合をした。攻撃面ではとても良いプレーができたし、守備面でもチャンスを1度しか与えなかった。ゴールで、チームを助けることができて嬉しいよ」としつつ、「ボールをセットした場所は、僕にとって絶好の位置。打った瞬間に入ると確信した。トレーニングの賜物だ」とフリーキックのシーンを振り返った。

 思い返せば、U-23スペイン代表として出場したパリオリンピック2024の決勝戦でも直接フリーキックからゴールを陥れ、金メダル獲得に貢献していたバエナ。さらに、EURO2024に臨んだ“ラ・ロハ”の一員として欧州の頂点にも立った同選手は「これほど素晴らしい1年になるとは、夢にも思わなかった。僕たちはすでに準々決勝進出を決め、素晴らしいグループを擁している。これからも壮大なことを成し遂げられるだろう」と自信を覗かせている。

 先のEURO2024から、自身が出場したフル代表とU-23の試合は9戦全勝。アレックス・バエナの“無敵の夏”は、まだ終わっていない。チームを勝たせることができる武器を持った同選手がいる限り、太陽が沈むことはないだろう。

【ハイライト】3得点完勝のスペイン代表

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