最終予選3連勝発進! MF守田英正が語る日本代表の“可能性”「今が完成ではない。より良くなると思う」

守田英正

 日本代表MF守田英正(スポルティング/ポルトガル)が、FIFAワールドカップ26アジア最終予選・グループC第4節オーストラリア戦に向けた前日会見に出席した。

 2連勝スタートを切ったアジア最終予選で、今月はグループ最大のライバルとの連戦になる中、まずは10日にサウジアラビア代表と対戦。苦戦が予想された敵地での戦いだったが、MF鎌田大地とFW小川航基のゴールで2-0の勝利を収め、連勝を「3」に伸ばし、独走態勢に入りつつある。そして15日、今度は本拠地『埼玉スタジアム2002』で2位オーストラリア代表を迎え討つ。

 そんなオーストラリア戦に向けた前日会見に出席した守田は「勝って、代表ウィークを終えたいと思います」としつつ、「明日の試合に限ったことではありませんが、攻守において先制点はキーポイントになります。サウジ戦は2-0で終えましたけど、自分たちの時間帯ではない時間でも守り切ったことが、勝てたポイントだったと思います」と強調。続けて「セットプレーはサウジよりも高い選手が多いので、エアバトルやセットプレーがひとつキーになると思っていますし、負けないように準備してきました。全く違う戦いになることは分かっています。先制できれば、よりホームの利を得ることができる」と意気込みを語った。

 また、先のサウジアラビア戦で1アシストを記録した他、第2節バーレーン戦では2ゴールを挙げるなど、3列目からの飛び出しで得点に絡んでいる守田は「直近の試合で結果を残せていることは嬉しいですけど、これまでも同じ気持ちで臨んでいたので、プレーのスタイルや選択、姿勢は変わりません。一貫してチームに貢献することを考えて臨むつもりです」と述べた。

 さらに、今年初めのアジアカップを経て、チームの成長に手応えを覚えている守田は「アジアカップの時から、このチームは森保さんを中心としてスタートしていて、高いレベルで要求し合える関係になってきています。チーム内のルールや秩序があった中で、個性や考え方を共有する機会が増してきてて、スタッフと選手の関係値はすごく良い」と告白。続けて「チーム力という意味では、今が1番一体感があるように思えます。森保さんが就任して1年目から招集してもらっていますが、(チームの)調子が良いからとかではなくです。ただ、今が完成ではないですし、関係という部分でもより良くなると思うので期待していてください」とチームの“可能性”に触れている。

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