首脳陣が現地観戦もドロー…テン・ハフ監督は支持があると主張「全員一致している」
マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、クラブの首脳陣から支持を得ていることを強調した。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
マンチェスター・ユナイテッドは6日に行われたプレミアリーグ第7節でアストン・ヴィラと対戦したが、0-0のスコアレスドローに終わった。この結果、公式戦5試合未勝利(4分け1敗)となっている。
データサイト『OPTA』によると、リーグ開幕から7試合終了時点で勝ち点「8」にとどまっているマンチェスター・ユナイテッドは、1989-90シーズンの「7」に次ぐ、クラブワースト2位の記録になっているという。
試合後、テン・ハフ監督は「チームには非常に優れた組織力と個性があった。粘り強く決意も固かった。だから、チームとしては非常にいい精神力だった」と振り返りながら、次のように続けた。
「ほとんどチャンスを許さなかった。このように守備をすれば、最後にポストに当たったように運が味方をしてくれることもある。だが、あれが彼らにとってはほぼ唯一のチャンスだった」
現在14位のマンチェスター・ユナイテッドはここまでリーグ戦の得点数が7試合で5得点にとどまっており、これは19位のサウサンプトンに次いで2番目に少ない数字になってしまっている。
このことにテン・ハフ監督は「ゴールが足りないことはわかっている。その点はいいスタートとは言えない。ステップアップする必要がある。試合に勝ちたいなら得点しなければならない。そこは改善しなければならない部分だ」と語っている。
なお、アウェイで開催されたこの試合のスタンドにはマンチェスター・ユナイテッドの首脳陣が集結しており、テン・ハフ監督の進退に関する話し合いが行われているとも見られているが、同監督は依然として首脳陣から信頼されていることを強調した。
「私たちは常に話し合っている。毎週話をしている。私たちは全員一致して、同じ考えだ。何に向けて取り組んでいるかをわかっている。これは長期的なプロジェクトであり、プロセスを改善し続けなければならない。非常に厳しいアウェイでの2試合を経験し、団結力と精神力を見せたが、選手たちも信念を見せてくれた」
【ハイライト動画】アストン・ヴィラvsマンチェスター・ユナイテッド
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サッカーキング