デ・ブライネは来月の代表活動も辞退へ…指揮官が説明「体のケアをするため」

ケヴィン・デ・ブライネ

 ベルギー代表を率いるドメニコ・テデスコ監督が、招集外となったMFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/イングランド)について言及した。4日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 10月のUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25では10日にイタリア代表と、14日にフランス代表との対戦を予定しているベルギー代表は、4日にメンバー23名を発表したが、主将のデ・ブライネが選出外となったことに注目が集まっている。

 9月18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節のインテル戦で太ももを負傷したデ・ブライネはマンチェスター・シティでの公式戦直近4試合を欠場している。今月中旬には復帰予定であると予想されているが、負傷の影響で10月の代表活動は外れることになっていた。

 しかし、テデスコ監督は「ケヴィンとは電話で長時間話をしたよ」と語りながら、今月の活動に加え、同選手が来月の代表活動も辞退することを要請してきたことを明かした。

「彼は体のケアをするために今回の活動と、11月の活動も欠席したいと申し出た。(来夏開催の)クラブワールドカップの影響でスケジュールはさらに忙しくなってしまった。だから、彼は今と11月にはここにいない。それでも、本当に大事なワールドカップには彼はいるだろう」

 なお、先月の活動の際には代表での将来について疑問を投げかける発言をデ・ブライネがしていたことから、代表でのプレーから退く可能性も指摘されているが、テデスコ監督は「彼はケガをしているけど、レッドデビルズ(ベルギー代表の愛称)に残って、2026年のワールドカップに出場することに非常に意欲的だ」と同選手がプレーを続けることに熱心であることを強調した。

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