ドルトムント指揮官、CLでの対戦を前に古橋亨梧を絶賛「戦術的にとても賢い選手」

古橋亨梧

 ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督が、セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧について言及した。9月30日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 現地時間1日から2日にかけてチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節の合計18試合が開催される。昨シーズンのファイナリストであるドルトムントは第1節でクラブ・ブルッヘを3-0で撃破。1日には本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』にセルティックを迎え、連勝スタートを目指す。

 セルティックは第1節でスロバキアのSKスロヴァン・ブラチスラヴァに5-1で快勝。4連覇を目指すスコティッシュ・プレミアシップでは開幕から6連勝を記録しており、スコティッシュ・リーグカップを含めた全公式戦で全勝を維持している。今シーズンよりドルトムントを率いるシャヒン監督は、対戦相手のセルティックの印象のついて次のように語っている。

「正直なところ、彼らを“アンダードッグ”と呼ぶのはフェアではないと思う。リーグ戦では何試合も負けておらず、失点さえしていない。CLの初戦では圧倒的な強さを見せつけた。非常に名声のあるクラブだし、選手たちは才能にあふれ、監督も素晴らしい。我々にとっては挑戦になるだろう」

 さらに警戒すべき選手を問われると「あえて名前を挙げるとするならば、私はストライカーの大ファンだ」と前置きしつつ、「古橋は典型的なストライカーではないが、非常にスマートで、ボールを持っていない時の動き出しや走るタイミングが素晴らしい。戦術的にとても賢い選手だと思っている」と言及。今シーズンここまで公式戦7試合に出場し4ゴールを挙げている日本代表FWを絶賛した。

 古橋の活躍にも期待がかかる一戦は、日本時間3日の午前4時にキックオフされる。

ジャンルで探す