3発完勝のユーヴェ、セリエA最長の開幕6戦無失点! 指揮官も手応え「重要な事実」

ドゥシャン・ヴラホヴィッチ

 ユヴェントスを率いるチアゴ・モッタ監督が、28日に行われたセリエA第6節ジェノア戦を振り返った。同日にイタリアメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えた。

 ユヴェントスは48分にドゥシャン・ヴラホヴィッチのPK成功で先制し、55分にヴラホヴィッチが“ドッピエッタ”(1試合2得点)を達成。86分にフランシスコ・コンセイソンがダメ押しの3点目を奪い、3-0の快勝を収めた。

 3勝3分となったユヴェントスは、3勝3分で暫定首位に浮上。また、開幕6試合連続のクリーンシートとなったが、データサイト『Opta』によると、ジェノア戦の前半33分時点でセリエAにおける開幕からの最長無失点記録を「488分」で更新したようだ。(※セリエAが勝ち点「3」制になった1994-95シーズン以降の記録)

 T・モッタ監督は試合後、「後半の方が良かったのは言うまでもない。我々は良いプレーを続け、前に出て、得点のチャンスをたくさん作った。先発した選手も交代で入った選手も、全員が良いパフォーマンスを見せてくれた。私には強力な選手たちが揃っており、力を合わせればもっと強くなれる」と、選手たちのパフォーマンスを称えた。

 また、同監督は無失点記録にも言及。「これは重要な事実で、私たちが堅固なチームであることを示している。すべてはフォワードから始まり、もちろん強力なディフェンダーもいるが、守備の局面はチームとして行うものだ。困難な場面でも団結していた。このことは、重要なことを目指すチームにとって非常に重要なことなので、私は満足している」と手応えを示した。

 “ビアンコネロ”の指揮官は、2ゴールを挙げて今季得点数を「4」に伸ばしたヴラホヴィッチへの賛辞も送った。

「彼はピッチ上だけでなく、コミュニケーションにおいてもポジティブなリーダーだ。時には改善し、試合のすべての時間帯でグループと同調しなければならないこともあるが、彼は常にベストを尽くし、常にトップで戦いたいと思っている男だ。過去に私が彼を交代させたとしても、彼に満足していなかったわけではない。彼は我々にとって非常に重要な選手であり、彼もそれを理解している」

 ユヴェントスの次戦は10月2日に行われ、チャンピオンズリーグ・グループフェーズ第2戦でライプツィヒと敵地で対戦する。

【ハイライト】ジェノア 0-3 ユヴェントス

ジャンルで探す