開幕から無傷の7連勝も…バルサ指揮官に慢心なし「一つ一つ同じことを繰り返してきた」
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督がヘタフェ戦を振り返った。25日、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
ラ・リーガ第7節が現地時間25日に行われ、バルセロナは本拠地『エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス』にヘタフェを迎えた。ここまで6連勝中と波に乗るホームチームは、19分にジュール・クンデのクロスからロベルト・レヴァンドフスキがこぼれ球を押し込み先制に成功。その後は追加点こそ奪えなかったものの、最後までヘタフェの追撃を許さず、1-0で試合を締め括った。
ヘタフェ戦の勝利により、ラ・リーガ開幕から続く連勝を「7」まで伸ばしたバルセロナ。データサイト『Opta』によると、バルセロナの指揮官として臨んだ最初の7試合で全勝したのは、今シーズンのフリック監督が3例目とのこと。過去には2013-14シーズンのヘラルド・マルティーノ監督(現:インテル・マイアミ)と2017-18シーズンのエルネスト・バルベルデ監督(現:アスレティック・ビルバオ)しか成し遂げていない。
フリック監督は「ヘタフェは守備面で優れており、非常にコンパクトで攻略するのは簡単ではない。時にスピードが足りないこともあったが、チームは95分間戦い続け、最終的には勝利に必要なゴールを決めた。ポジティブなメンタリティーで戦えたことを誇りに思うし、ファンの反応も素晴らしかった」と試合を振り返りつつ、開幕7連勝という結果については次のように語った。
「我々はハードワークし、熱心にトレーニングを積んでいる。自分たちがどのようにプレーしたいかということを考えながら取り組んでいるんだ。選手たちはプレーの仕方を心得ているし、様々なポジションでプレーすることができる。適切なタイミングで適切なパスを出し、ボールに対するクオリティーも高い。今日の試合では強固な守備を必要としていたが、それも上手くいった。改善の余地もあるが、結果としては十分だった」
「8連勝という記録があることは知らなかったし、それを塗り替えることも考えていなかった。私にはあまり関係ない。ラ・リーガが開幕してから、我々は一つ一つ同じことを繰り返してきた。明日のトレーニングでは次の試合ででやるべきことに集中するだけだ。記録のことは考えていない」
バルセロナは週末に控えるラ・リーガ第8節ではオサスナと対戦する。
09/26 12:12
サッカーキング