J1昇格を争う横浜FCに痛手…DF岩武克弥が右ひざ前十字じん帯損傷で約8カ月間の離脱

横浜FC

 横浜FCは21日、同クラブに所属するDF岩武克弥の負傷を報告した。

 クラブの発表によると、7月27日に非公開で行われた練習試合にて負傷したという。診断結果は「右ひざ前十字じん帯損傷」。8月7日には手術を実施したことも明かされた。全治までは受傷日から約8カ月間を要する見込みで、今シーズン中の復帰は絶望的と見られる。回復の進行状況によっては、来シーズンの開幕にも間に合わないかもしれない。

 現在28歳の岩武は大分トリニータU-18出身で、同チーム在籍中の2014シーズンに2種登録選手としてトップチームに登録され、同年3月にJリーグデビューを飾った。以降は明治大学を経て浦和レッズへ入団し、2021年より横浜FCでプレーしている。今シーズンは3バックの右で起用され、ここまで行われた2024明治安田J2リーグでは16試合に出場して2得点をマーク。JリーグYBCルヴァンカップ、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会でもともに2試合出場を記録していた。

 2024明治安田J2リーグ第27節終了時点で、横浜FCは17勝6分4敗の成績で勝ち点「57」を積み上げ、現在2位につけている。自動昇格圏外となる3位のV・ファーレン長崎とは勝ち点が「5」、首位を走る清水エスパルスとは勝ち点が「1」離れている状況だ。“三つ巴”と予想される自動昇格争いが佳境に差し掛かる終盤戦は、岩武不在での戦いを強いられることが決まった。

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