今季初タイトルを逃すも…マンU指揮官「リーグ戦のスタートが最も重要」

エリック・テン・ハフ監督

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。10日、クラブ公式サイトが伝えている。

 2024-25シーズンの開幕を告げるコミュニティ・シールドが10日に行われ、昨季FAカップ王者のマンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティと対戦。82分にアレハンドロ・ガルナチョが先制点を決めたものの、89分にベルナルド・シルヴァに同点弾を許し、1-1で90分が終了。このままPK戦となると、6-7で敗れて今季初タイトル獲得とはならなかった。

 試合後、テン・ハフ監督は「痛みを感じなければならない。シーズンを成功させるためには痛みからエネルギーを得る必要があるが、それと同時にボールを扱うのが非常に上手なチームに対してボールにプレッシャーをかけ、プレスをかけるのがとても上手い相手に自分たちが勝てるというポジティブな要素も持たなければならない」と振り返りながら、新シーズン開幕への意気込みも語った。

「リーグ戦のスタートが最も重要だ。この試合から多くのポジティブなことが得られると思うし、自信にもなるだろうけど、少し胃が痛くなるかもしれない。試合とPK戦で2度リードを奪った時には緊張も必要だ。あと一歩だったけど、トロフィーを手にすることはできなかった」

「私たちはハードワークをして、競争力のあるチームになった。それが私たち全員の責任だ。まずは選手たちを出場できるようにし、それからスタッフが選手たちと協力して、彼らを健康にして維持する必要がある。選手たちが出場できる状態であれば、私たちはとてもいいチームを編成できると思うよ」

 マンチェスター・ユナイテッドは次戦、16日にホームで行われるプレミアリーグ開幕節でフルアムとの対戦を予定している。

【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド

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