負傷交代の前田大然に心配も…セルティック指揮官「リスクを冒す必要はない」

前田大然

 セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、日本代表FW前田大然の状態について言及した。27日、イギリス紙『デイリー・レコード』が伝えている。

 アメリカで行われているプレシーズンマッチでセルティックはチェルシーと対戦し、古橋亨梧がプレシーズン5試合目にして6ゴール目を決めるなど、4-1で快勝。23日に行われたマンチェスター・シティ戦(○4-3)含め、プレシーズン4連勝となった。

 8月4日に迎えるスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節のキルマーノック戦前最後の試合を勝利で飾った試合後、ロジャーズ監督は「私は何の疑いも持っていない」とチームのパフォーマンスに賛辞を送った。

「フィットネス面ではまだ道のりが長い。まだシーズンが始まって数週間しか経っていないし、もっと先があると思う。でも、今の状況には本当に満足している。リーグ戦の開幕まであと1週間だけど、選手たちの成長が見ることができている」

「相手がチェルシー、マンチェスター・シティ、D.C.ユナイテッドだろうと、私たちは自分たちの激しさでプレーし、手強いチームになっていた。チェルシーのタレントを見ればとても嬉しいことだね。どのチームにも組織と才能が必要だ。そして、とても重要なことは勝つためのメンタリティを持つことだ。私たちはボールを持った最初から最後の瞬間までそれを持っていたと思う」

 なお、この試合では前田が先発出場したものの、35分に負傷交代を余儀なくされていたことから状態には注目が集まっているが、ロジャーズ監督は「大然はひざをぶつけただけで、シーズンのこの段階でリスクを冒す必要はない。戻った時には大丈夫になっていることを願っているよ」と軽傷であることを示唆した。

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