チェルシーDFジェームズ、開幕前に再び負傷が発覚? 軽傷もしばらく離脱へ

リース・ジェームズ

 チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズが、新シーズン開幕前に再び負傷してしまったようだ。10日、イギリスメディア『アスレティック』が報じている。

 現在24歳のR・ジェームズは6歳からチェルシーに所属する下部組織出身選手で、2023-24シーズンからはキャプテンを務めている。しかし、昨季開幕戦で負傷すると、昨年10月下旬に復帰したものの、再びハムストリングの問題で離脱。2シーズン前からケガを繰り返している状況からその後、手術を実施し、約5カ月の離脱を余儀なくされていた。

 昨季終盤に復帰を果たしたR・ジェームズは、新シーズンに向けた今夏のトレーニングにフルで参加。ここまでプレシーズンマッチでは全5試合に先発出場するなど、順調に調整を続けていた。

 しかし、今回の報道によると、アメリカツアーを終えてチェルシーの練習場『コブハム』に戻った後に行われたトレーニング中にR・ジェームズは不快感を覚えたという。すでにハムストリングを負傷したことが匿名のクラブ関係者によって明かされているが、軽傷であることも強調されているようだ。

 ただ、近年R・ジェームズはハムストリングの負傷を繰り返している状況から、チェルシーとしては同選手の復帰を急がせることはなく、すでに復帰時期としてインターナショナルブレイク後の9月14日に予定されているプレミアリーグ第4節のボーンマス戦を想定していることが報じられている。

 なお、R・ジェームズは今年5月15日に行われたプレミアリーグ第34節延期分のブライトン戦で昨季2度目の一発退場処分を受けたことで4試合の出場停止処分が科されており、昨季最終戦を含め、2024-25シーズンからのリーグ戦開幕3試合も欠場することが決定していた。

 それでも、チェルシーは今月下旬にヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)本戦出場をかけた2試合制のプレーオフが予定されており、この試合にR・ジェームズは出場することが可能となっていたが、今回の負傷によって同選手の今季初出場はさらに先延ばしされることになりそうだ。

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