マンUのDFワン・ビサカ、ウェストハム移籍で合意か…移籍金は約28億円に

ワン・ビサカ

 マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド人DFアーロン・ワン・ビサカのウェストハム移籍が決定的になっているようだ。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在26歳のワン・ビサカは、クリスタル・パレスの下部組織出身。2019年夏に移籍金5000万ポンド(約94億円)でマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍した。加入当初は右サイドバックの主力として活躍し、同クラブでは公式戦通算190試合の出場で2ゴール13アシストを記録している。

 近年はポルトガル代表DFディオゴ・ダロトの台頭や負傷も影響し、出場時間が減少傾向にあり、現行契約が2025年6月30日までと残り1年となっていることから、今夏の退団の可能性が浮上していた。

 そんななか、今回の報道によると、マンチェスター・ユナイテッドはかねてより話し合いが続いていたウェストハムに1500万ポンド(約28億円)で売却することで合意に達したという。ワン・ビサカは11日朝にロンドンに向かう模様で、午後からはメディカルチェックも予定されていることが明らかになっている。

 なお、ワン・ビサカの売却先が見つかったマンチェスター・ユナイテッドは、後釜としてバイエルンからモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィを1290万ポンド(約24億円)に430万ポンド(約8億円)の追加オプションが付随する契約で獲得することになるほか、同じくバイエルンからオランダ代表DFマタイス・デ・リフトを3860万ポンド(約72億円)に430万ポンド(約8億円)の追加オプションが付随する契約で獲得することに合意していることも報じられている。

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