ウェストハムがDFワン・ビサカへの関心継続…マンUの要求額約30億円をめぐり交渉中か

アーロン・ワン・ビサカ

 ウェストハムは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド人DFアーロン・ワン・ビサカの獲得に向けて動いているようだ。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 マンチェスター・ユナイテッドとの契約が残り1年のワン・ビサカは、今夏のチーム刷新に向けた売却候補の一人だと噂されている。報道によると、マンチェスター・ユナイテッドは1500万ポンド(約30億円)を超える値札をワン・ビサカにつけている模様。ただ、ウェストハムは移籍金について交渉の余地があるとして、クラブ間での話し合いを行なっているようだ。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドは新たな右サイドバックとして、バイエルンのモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィに関心を示している模様。アヤックス時代に現在”赤い悪魔”を率いるエリック・テン・ハフ監督と共闘したマズラウィは、ウェストハムからも関心を示されていたものの、個人合意に至らず東ロンドンへの移籍が破談に終わっていた。

 現在26歳のワン・ビサカは、クリスタル・パレスの下部組織出身。2019年夏に移籍金5000万ポンド(約99億円)でマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍した。加入当初は右サイドバックの主力として活躍し、同クラブでは公式戦通算190試合に出場している。近年はポルトガル代表DFディオゴ・ダロトの台頭や負傷の影響もあり、出場時間が減少傾向にある。

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