名古屋、SNS上での誹謗中傷に関する声明を発表「クラブとして決して許容することはできません」

 名古屋グランパスは9日、クラブ公式サイトにて「SNSにおける誹謗中傷について」と題した声明を掲載した。

 今回の発表によると、7日に行われたJ1リーグ第25節京都サンガF.C.戦後に、名古屋グランパスの選手に対して、SNS上で誹謗中傷のメッセージが届いたとのことだ。同試合は2点リードで前半を折り返したものの、後半早々に退場者を出したことを境に3失点を許して逆転負けを喫していた。

 この事態を受けた名古屋グランパスは、公式サイトにて「いつも名古屋グランパスを力強く後押しいただいているグランパスファミリーの皆さま、ありがとうございます」としつつ、以下のように声明を掲載している。

「『2024明治安田J1リーグ第25節 京都サンガF.C. vs 名古屋グランパス』の試合終了後より、SNSで名古屋グランパスの選手に対し、誹謗中傷のメッセージが届いています。過剰な投稿、メッセージに対しては、警察への通報や法的措置も検討いたします。いかなる理由があっても誹謗中傷やリスペクトのない悪意のある言動は、名古屋グランパスが掲げる理念・グランパスファミリーステートメントに反し、クラブとして決して許容することはできません」

「スポーツは、そこに関わる多くの皆さまによって成り立っています。そうした全ての皆さまにリスペクトの気持ちを持つことが、スポーツ文化の醸成には不可欠です。今一度ご自身の言動を見つめなおし、あらためてSNS上でも節度ある言動をお願いいたします。名古屋グランパスはリスペクトの気持ちを大切にして、これからもグランパスファミリーの皆さまと共に闘ってまいりたいと思います。 皆さまのご理解とご協力、よろしくお願いいたします」

ジャンルで探す