アタランタ、ジェノアからイタリア代表FWレテギを“電撃補強”へ…8日にはメディカルチェックを実施か

マテオ・レテギ

 ジェノアに所属するイタリア代表FWマテオ・レテギが、アタランタ加入に近づいているようだ。7日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』や『スカイ』が伝えている。

 現在25歳のレテギは、2018年に出身国であるアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスでプロデビューを果たした。2022年にはレンタル先のティグレでアルゼンチン1部リーグの得点王に輝き、2023年7月26日にセリエAへと昇格したジェノアと5年契約を締結。迎えた2023-2024シーズンは公式戦31試合出場9ゴール3アシストを記録し、クラブを残留に導いた。

 新天地で充実した1年を過ごしたレテギだったが、複数のイタリアメディアによるとアタランタへの加入が近づいている模様。昨夏に1500万ユーロ(約24億円)の移籍金でジェノアにやってきた同選手は、クラブとの契約を2028年まで残しているものの、2200万ユーロ(約35億円)+ボーナス300万ユーロ(約5億円)の合計2500万ユーロ(約40億円)でアタランタに移籍するという。
 
 アタランタは、4日にイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカがパルマとの親善試合中に左ひざ前十字じん帯を断裂。最低6カ月間はエースが戦列を離れる見込みであるため、急遽前線の補強に乗り出し、ジェノアとレテギの獲得で合意に至ったようだ。なお、8日にはメディカルチェックが行われると報じている。

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