マンU、アーセナル退団の逸材オビ・マルティンと合意か…U18リーグで18試合32得点の16歳

チド・オビ・マルティン

 マンチェスター・ユナイテッドは、アーセナルを退団したU-17デンマーク代表FWチド・オビ・マルティンの正式加入が近づいているようだ。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

 2007年11月29日生まれのオビ・マルティンは、身長188センチメートルのストライカー。2022年夏にFCコペンハーゲンのユースからアーセナルのアカデミーに移籍した。2023-24シーズンはU-18プレミアリーグで18試合32得点を記録。また、U-16チームでプレーした昨年11月のU-16リヴァプール戦では、1試合10ゴールを記録したことでも話題を呼んだ。

 すでにミケル・アルテタ監督が率いるトップチームの練習にも参加するなど、アーセナルでのさらなる活躍が期待されていたオビ・マルティンの契約は今夏で満了。『スカイスポーツ』によると、新契約の条件にも合意していたようだが、選手本人が新たなクラブでキャリアを積んだ方が良いと考え、そのまま退団に至ったという。

 複数のクラブから関心を寄せられ、ドイツからはマンチェスター・ユナイテッドを超える高額オファーも届いたようだが、本人が“赤い悪魔”でのキャリアを選択。両者は契約締結で合意に至り、近日中にメディカルチェックが行われるようだ。

【プレー動画】オビ・マルティン、4月のU-18ノリッジ戦では1試合7得点

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