ブライトンにさらなる中盤流出の可能性?…ナポリ、ギルモアに約19億円超のオファー準備か

ビリー・ギルモア

 ナポリがブライトン所属のスコットランド代表MFビリー・ギルモアに関心を寄せているようだ。8月1日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在23歳のギルモアは中盤の守備的ポジションを主戦場とするプレーヤー。2017年夏に母国の名門レンジャーズの下部組織からチェルシーのアカデミーへ加入し、2019-20シーズン途中にトップチーム昇格を果たした。その後はノリッジへのレンタルを経て、2022年夏にブライトンへ完全移籍。加入初年度は出番が限られたものの、在籍2年目の昨シーズンは公式戦通算41試合に出場するなど、中盤の主軸として活躍した。

 そんなギルモアにセリエA移籍の可能性が浮上しているようだ。『スカイスポーツ』が報じたところによると、イタリア人MFジャンルカ・ガエターノとスウェーデン代表MFイェンス・カユステの退団が囁かれているナポリが、今夏の移籍市場での中盤の補強を検討中とのこと。両選手のうちどちらかを売却することになった場合には、アントニオ・コンテ新監督が能力を高く評価するギルモアにオファーを提示する可能性が高いという。

 なお、現時点でナポリは1200万ユーロ(約19億円)の固定費用にボーナスを加えたオファーを準備していという。

 ギルモアが所属するブライトンでは、昨年夏にエクアドル代表MFモイセス・カイセド(現:チェルシー)とアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター(現:リヴァプール)、今夏にはドイツ代表MFパスカル・グロス(現:ドルトムント)が退団するなど、近年は中盤の主力選手の流出が相次いでいる。果たしてギルモアもチームを去り、セリエAに新天地を求めることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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