クリスタル・パレスFWアイェウ、レスターに完全移籍へ…ついにクラブ間合意か

ジョルダン・アイェウ

 クリスタル・パレスに所属するガーナ代表FWジョルダン・アイェウが、レスターへの移籍に近づいているようだ。22日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在32歳のアイェウはマルセイユの下部組織出身で、これまでソショーやロリアン、アストン・ヴィラ、スウォンジーでのプレーを経て、2018年8月にレンタル移籍でクリスタル・パレスに加入し、翌年完全移籍となった。2023-24シーズンはプレミアリーグで35試合出場4ゴーリ7アシストを記録するなど、これまでクラブ通算では212試合出場23ゴール22アシストを記録している。

 今シーズンのプレミアリーグ開幕節のブレントフォード戦(●1-2)でも日本代表MF鎌田大地との交代で70分から出場していたアイェウだが、今夏でクリスタル・パレスを離れることになるようだ。

 報道によると、今夏レスターから関心が寄せられていたアイェウは、移籍期間の早い段階で提出されたオファーをクリスタル・パレスが拒否していたが、移籍金800万ポンド(約15億円)に300万ポンド(約6億円)の追加オプションが付随する契約のオファーをレスターが改めて提出したことでクラブ間合意に至ったという。

 長年クリスタル・パレスでは主力として活躍してきたアイェウだが、オリヴァー・グラスナー監督が基本フォーメーションを3-4-2-1に変更してからは徐々に出場機会が減少。昨年11月に延長した現行契約が2025年6月30日までで来夏にはフリーとなる状況もあり、同クラブはこのオファーを受け入れた形になったことが伝えられている。

 すでにアイェウはレスターでメディカルチェックも受けている模様で、早ければ24日に行われるプレミアリーグ第2節のフルアム戦で新天地デビューを果たす可能性もあるようだ。

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