マルセイユ、OA枠でパリ五輪出場のGKルジをアヤックスから完全移籍で獲得

ヘロニモ・ルジ

 マルセイユは11日、アヤックスからアルゼンチン代表GKヘロニモ・ルジを完全移籍で獲得したことを発表した。

 契約期間は2027年6月30日までの3年契約を締結。移籍金は明らかになっていないが、フランスメディア『Foot Mercato』によると、400万ユーロ(約6億円)で両クラブは合意したという。

 現在32歳のルジは母国クラブのエストゥディアンテス・デ・ラ・プラタでプロキャリアを始めると、2014年にレアル・ソシエダにレンタル移籍を果たし、欧州でのキャリアをスタート。その後はマンチェスター・シティやモンペリエ、ビジャレアルなどに在籍し、2023年1月にアヤックスに加入した。2023-24シーズンは公式戦8試合に出場していた。

 また、2015年3月からアルゼンチン代表に招集され、2018年9月に代表デビューも飾っており、これまで通算4試合に出場している。GKエミリアーノ・マルティネスの控えながら、今夏開催されたコパ・アメリカ2024の優勝メンバーの一員となると、その後に行われたパリオリンピック2024にもオーバーエイジ(OA)枠として参加し、全4試合にフル出場していた。

 ロベルト・デ・ゼルビ新監督が就任したマルセイユは今夏の移籍市場で積極補強を敢行。イングランド人FWメイソン・グリーンウッドやデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルク、カナダ代表MFイスマエル・コネらを獲得したのに続いて、ルジが9人目の加入選手となった。

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