アトレティコからの関心が報じられるアルバレス…自身の去就について「五輪が終わったらわかる」

フリアン・アルバレス

 マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスが、自身の去就について言及した。30日、イギリスメディア『スカイ』が同選手のコメントを伝えている。

 現在24歳のアルバレスはリーベル・プレートの下部組織出身で、2018年にトップチーム昇格を果たした。2022年1月にはマンチェスター・シティと5年半の契約を締結し、リーベル・プレートへの半年間のレンタル移籍後にチームへと合流。1年目から公式戦49試合出場17ゴール5アシストを挙げると、2年目となる2023-2024シーズンは公式戦54試合の出場で19ゴール13アシストをマークした。

 U-23アルゼンチン代表の一員として現在開催中のパリオリンピック2024(パリ五輪)に臨んでいるアルバレス。マンチェスター・シティとの現行契約を2028年6月末まで残す同選手には、ミランへと移籍したスペイン代表FWアルバロ・モラタの後釜確保を目指すアトレティコ・マドリードが獲得に向け関心を寄せていると報じられいる。

 そんななか、パリ五輪グループB第3節のU-23ウクライナ代表戦を前に、アルバレスが自身の去就について言及。「短い大会だから、ここ(オリンピック)に集中している」と述べつつ、「マンチェスター・シティではとても調子がいいし、何分もプレーした。しかし、オリンピックが終わったらわかる。まずはできれば数日休み、それから決める」とオリンピック後の移籍の可能性を示唆した。

 また、「大一番で欠場するのは嫌なことなんだ。 選手たちは常にピッチで力になりたいと思っている」と限られた出場時間に対する不満を口に。一方で、「でも僕のシーズンは良かったので、とても満足している」とも評価している。

 なお、現在プレシーズンツアーのためアメリカに滞在しているマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、アルバレスの発言について問われ、「代役については考えていない」と残留希望を強調したものの、「彼が重要な場面でプレーしたいと思っているのはわかっているが、他の選手たちもそれを望んでいる」とコメントした。

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