アトレティコ、セルロート獲得後もアルバレスへの関心継続か…マンCの要求額とは大きな隔たり

フリアン・アルバレス

 アトレティコ・マドリードは、マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの獲得交渉を続けているようだ。3日、アメリカメディア『アスレティック』が報じた。

 スペイン代表FWアルバロ・モラタがミランに完全移籍したアトレティコ・マドリードは、今夏の移籍市場で新たなストライカーの獲得を画策。3日にビジャレアルからノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートを移籍金総額4000万ユーロ(約64億円)で獲得したが、依然としてアルバレスへの関心を継続させているようだ。

 報道によると、アトレティコ・マドリードは移籍金4680万ポンド(約88億円)、ボーナスを含めて最大5900万ポンド(約111億万円)となるオファーを用意しているという。しかし、マンチェスター・シティは、7000万ポンド(約132億円)+ボーナス2000万ポンド(約38億万円)を要求している模様。両者には大きな隔たりがあり、アトレティコ・マドリードはマンチェスター・シティの要求額での取引成立は不可能だと考えているとのことだ。

 現在24歳のアルバレスは、2022年にリーベル・プレートからマンチェスター・シティに加入し、1年目の2022-23シーズンは公式戦49試合出場で17ゴール5アシストを記録。2年目の23-24シーズンは公式戦54試合の出場で19ゴール13アシストをマークした。

 ただ、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの存在もあってマンチェスター・シティでは絶対的なレギュラーとはなれておらず、「大一番で欠場するのは嫌なことなんだ。 選手たちは常にピッチで力になりたいと思っている」と起用法への不満も口に。今夏の去就に注目が集まっている。

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