スパーズ主将ソン・フンミン、日本のサポーターに誇り示す「もっと彼らを幸せにしたい」

 27日、『明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo』でヴィッセル神戸と対戦したトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、試合後のインタビューに応じた。

 神戸FW大迫勇也の先制ゴールで幕を開けた試合は、前半にトッテナムが同点に追いつき後半へ。後半立ち上がりにソン・フンミンのゴールで一度は逆転したものの、神戸はFWジェアン・パトリッキのゴールで再び試合を振り出しに戻す。タイスコアでPK戦へ突入かと思われた試合終盤、途中出場のFWミッキー・ムーアがゴールネットを揺らし、トッテナムが勝利を収めた。

 試合後のインタビューに応じたソン・フンミンは「僕はこのチームで日本に来るのは初めてだけど、ファンタスティックな経験をした。心から感謝したい」と今回の一戦についてコメント。国立競技場のスタンドからは現地さながらのチャントも聞こえていたようで、「素晴らしい経験だったし、まさか日本のサポーターがあんな風に応援してくれるなんて、思いも寄らなかった。これだけ多くのファンがイングランドから遠く離れたところで応援してくれていると知って、選手として、また人間としてもっと彼らを幸せにしたいし、誇りに思っている」と語った。

 対戦した神戸の印象については「JリーグやKリーグなどのアジアのリーグはいつも関心を持って見ているけど、神戸はリーグでも結果を出している。友人もいるし、本当に良い対戦相手で、良い試合だった。タフな試合だったし、全力で戦ってくれた神戸に感謝したい。シーズン中にも関わらず、あれだけ全力を尽くすことは難しいからね」と話した。

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