チェルシー、N・ウィリアムズへの関心強める? 契約解除条項行使も検討か

N・ウィリアムズ

 チェルシーが、アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズへの関心を強めているようだ。23日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。

 今夏の移籍市場でストライカーとともにウィンガーも1人獲得することを画策しているチェルシーは、これまでフランス人MFミカエル・オリーズ(クリスタル・パレス)が第一候補になっていることが明らかになっていたが、同選手がバイエルン行きを決断し、移籍が決定的になっている状況から獲得を断念することとなった。

 これを受け、今回の報道によると、チェルシーはN・ウィリアムズへの関心を強めている模様で、同選手に設定されている5500万ユーロ(約94億円)の契約解除条項を支払うことも検討しているようだ。

 一方、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、チェルシーが昨夏からN・ウィリアムズを高く評価しているものの、税金も含めた契約解除条項での獲得になると主な支払いは前払いとなるほか、同選手の給与要求も高すぎると考えていることを伝えている。

 そのため、給与バランスを重視している同クラブが実際に動き出す可能性が低いことを示唆しているが、果たしてチェルシーはどのような動きを見せるのだろうか。

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