中盤補強目指すアーセナル、ギマランイスへの関心強める?…選手譲渡も検討か

ブルーノ・ギマランイス

 アーセナルがニューカッスル所属のブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスへの関心を強めているようだ。20日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 プレミアリーグで2年連続の2位に終わったアーセナルは、悲願の優勝を目指す2024-25シーズンに向けて今夏の移籍市場での戦力拡充を画策。当初はストライカーの補強を優先事項とし、ライプツィヒで得点を量産したスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコに関心を寄せていた。しかし、同選手がクラブとの契約を2029年6月末まで延長したことを受け、今夏の目標を中盤の補強にシフトしたことが報じられている。

 アーセナルが以前から動向を注視しているのが、ニューカッスルで中盤の底を主戦場に活躍するギマランイス。2022年1月にリヨンから加入した26歳はここまで公式戦通算107試合出場し17ゴール16アシストという成績を残し、久々のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。クラブとの現行契約は2028年6月末までとなっており、契約解除条項の金額は1億ポンド(約200億円)程度に設定されているという。

 ニューカッスルについてはプレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)の観点から、今夏の移籍市場で主力選手の売却を余儀なくされる可能性があると報じられており、ギマランイスの去就も不透明となっている。アーセナルがどれほどの金額を用意しているかは定かではないが、『イブニング・スタンダード』によると、既存戦力の譲渡を含めたオファーも検討しているようだ。

 なお、オファーに含まれる可能性のある選手としては、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、ガーナ代表MFトーマス・パルティ、ベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガ、イングランド代表MFエミール・スミス・ロウ、同FWエディ・エンケティアらの名前が挙がっている。

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