広島FW加藤陸次樹「シャーレを必ず広島に持ち帰りましょう!」 首位神戸と1差、最終節で逆転V狙う
◆明治安田J1リーグ▽第37節 広島5―1札幌(1日・Eピース)
広島は今季ホーム最終戦で札幌を5―1で破り、4試合ぶり白星を飾った。
FW加藤陸次樹が1ゴール1アシストの活躍を見せた。開始8分、MF東俊希の左クロスに走り込み、右足で冷静にゴールへ流し込んで先制。「東選手に感謝です。ボールで決まりました。最後は流し込むだけでした」とかみしめた。
3―1の後半34分にはカウンターから縦パスを受けた加藤が左クロス。FWピエロス・ソティリウがチーム4点目を奪った。合計5発のゴールラッシュで大勝し「素直にうれしい。優勝を目指す上で、ここは絶対に勝たなきゃいけない試合だった。1試合を通していいサッカーができた」と喜びを語った。
チームは勝ち点を68に伸ばして2位をキープ。同69でリーグ2連覇を狙う首位神戸と勝ち点差1で、12月8日の最終節・G大阪戦(パナスタ)を迎えることになった。
加藤は「本当に最後1試合、優勝がかかってる試合があるので、皆さんの1人1人の声や気持ちが僕たち1人1人の大きな翼になるので、最後、背中を押してくれるとありがたいです。最後、僕たちは全てを出し切ります。全てをかけてタイトルを取りにいきましょう。シャーレを必ず広島に持ち帰りましょう!」と熱く呼びかけた。
12/01 16:40
スポーツ報知