J2モンテディオ山形 MF横山塁とDF坂本稀吏也が小学生にサッカー教室

子どもたちと笑顔で集合写真に納まる(最後列左から)山形・横山とDF坂本稀(カメラ・山崎 賢人)

 J2モンテディオ山形は17日、山田県の村山、最上、置賜、庄内の4会場で小学生を対象としたサッカー教室を開催した。村山会場ではMF横山塁(25)とDF坂本稀吏也(21)が1部、2部合計約60人の子どもたちと1時間半サッカーを楽しんだ。

 つかの間の休息になった。チームは12月1日にホームで行われるJ1昇格プレーオフ(PO)準決勝の岡山戦(NDスタ)に向けてこの日の午前も練習。3年連続となるPOで15年以来となるJ1を目指す戦いを前に、緊張感に包まれている。無邪気に走り回る子どもたちとふれ合った坂本稀は「本当に楽しくて、良い息抜きになりました」とほほを緩めた。

 Jリーガーを目標にしているという花輪颯空くん(3年)は「一緒にできてうまくなれた気がしました。やっぱり選手はすごかった」と笑顔。昇格を懸けて戦う選手には「J1に行けるように頑張ってください」と力強くエールを送った。

 昨季のPOに出場し、同準決勝で敗退した悔しさを1年間持ち続けてきた横山は「最後まで諦めずに絶対全員でJ1をつかみ取りたい」。子どもたちのエールも力に変え、チーム一丸となって昇格を果たす。

(山崎 賢人)

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