昌平高のU―17日本代表GK佐々木智太郎がJ2清水へ加入内定会見…GK権田から学んだことは?

J2清水内定会見を行った佐々木(中央、左は昌平の玉田監督、右は反町GM)

 サッカー・U―17日本代表の昌平高GK佐々木智太郎(17)のJ2・清水エスパルス入団内定会見が20日、埼玉県内の同校で行われた。小学生の頃からJリーガーを目標として来た佐々木は「心からうれしく思います。日々成長を求め、子どもたちから目指されても問題のない人間であるように日々精進していきます」とあいさつ。来季からJ1に昇格するチームで即戦力となれるよう意気込んだ。

 秋田県秋田市出身で小1の時に父の仕事の関係で東京に移住。中学時代は江戸川区の自宅から埼玉・杉戸町FCラヴィーダに約2時間かけて通って練習に励み、高校は同町の昌平に進学した。今年の全国高校総体決勝ではビッグセーブを連発し、全国優勝に貢献した。

 188センチのGKは、清水の練習には8月から9月にかけて2度参加。退団した元日本代表GK権田修一(35)からもその能力を高く評価されたという。佐々木は権田から「一日一日の練習が無駄にできない。日々のワンプレーを試合と同じようにやる」という真剣さを学んだ。

 会見に同席した反町康治ゼネラルマネジャーは「非常にまじめでプロ志向の強い選手。J1の舞台でゴールマウスを守って欲しいと強く願っています」と期待した。

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