新潟サポーターが大挙上京へ、ルヴァン杯決勝は最多入場者数更新も…上越新幹線は指定席満席で増便

握手を交わす名古屋・ランゲラック(左)と新潟・堀米(カメラ・頓所美代子)

◆ルヴァン杯決勝 名古屋―新潟(11月2日、国立)

 ルヴァン杯決勝(2日)に向けた前日会見及び練習が1日、会場の国立競技場で行われた。1999年のJリーグ参入から25年目で初めてカップ戦の決勝に進出した新潟は、クラブ史上初タイトルを目指す。名古屋は21年以来、3大会ぶり2度目の優勝を狙う。

 新潟に関わる全ての人の力を結集させ、初タイトルをつかむ。決勝戦に向けた前日練習後に行われた会見。新潟サポーターへの思いを聞かれた松橋力蔵監督(56)は「シンプルに、僕は日本一のサポーターだと思っている。それにふさわしい日本一のチームになりたい」と思いを込めた。

 この日までに新潟から東京に向けた上越新幹線の2日午前の便は指定席がほぼ満席で、往復2便の増便も行われた。さらに観戦チケットの発券も6万4000枚を記録しており、カップ戦最多入場者数(23年ルヴァン杯決勝戦の6万1683人)更新も視野に入る。新潟サポーターが大挙することは間違いない。

 今回はチーム全員が遠征に同行。さらに、決勝には新潟U―12、同15、同18の下部組織の選手、スタッフら総勢150人も応援に駆けつける。チーム最年長39歳のDF千葉は「子供たちも目指してほしい場所ですし、試合を見た後にここに立ちたい思いが強くなってくれたら」と強調。悲願の頂点へ、新潟一丸で臨む。(後藤 亮太)

ジャンルで探す