新潟・松橋力蔵監督「日本一のサポーターにふさわしい日本一のチームになりたい」初タイトルへ名古屋とルヴァン杯決勝で激突

会見で握手する新潟・松橋力蔵監督(右)と名古屋・長谷川健太監督(カメラ・頓所美代子)

 クラブ史上初タイトルがかかる新潟が1日、ルヴァン杯決勝(2日)に向けて会場の国立競技場で前日練習を行った。1999年のJリーグ参入から25年目で初めてカップ戦の決勝に進出した新潟の松橋力蔵監督は「週の頭に我々の歩んできた道を正解にしようと、そこを求めていこう、その価値があるゲームだということは伝えました。チームとしての価値、周り方の見られ方、そういうものを高める大事な一戦になる。我々に限らず、サポートしてくださる皆さんの思いもあるので、いい結果を自分たちで勝ち取りたい」と決意を口にした。

 決勝に向けて、新潟から東京に向けた上越新幹線の上りは午前中の便は指定席がほぼ満席。2度の増便が発表されるなど、当日は新潟サポーターが大挙してスタジアムをオレンジで埋め尽くすはず。その思いを背負っての戦いにもなるが、指揮官は「シンプルに、僕は日本一のサポーターだと思っている。それにふさわしい日本一のチームになりたいです」と言葉に思いを込めた。

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