J1ジュビロ磐田 降格危機も残り6試合に向け横内監督「結果で応えたい」

ミニゲームを見つめる磐田・横内監督(中央)

 J1で降格圏の18位と苦しむジュビロ磐田は9日、大久保グラウンドでの練習を公開。残り6試合で、残留圏17位に勝ち点6差と厳しい状況だが、イレブンは「諦めない気持ち」を強調した。

 6日は首位の広島に1―2で惜敗も、準備した3バックの布陣に手応えもつかんだ。対人の強さを発揮したDF伊藤槙人(31)は「チームがひとつになって勝ち点3を」と次節(19日)のアウェー・C大阪戦を見据える。MF山田大記(35)も「積み重ねてきたことに自信を持ってやる」と話した。

 2対2の練習では横内昭展監督(56)のゲキも飛んだ。マークを外され足を止めた選手に「終わりじゃないぞ!」と指摘。まだゴールラインを割られたわけではない。「諦めたら試合が終わる」と奮起を促した。

 6日の試合後には浜浦幸光社長がコメントを発表。「横内監督の指揮の下、クラブ一丸となって最後の1秒まで戦い抜き、残留をつかみ取ります。選手たちに力を与えてください」とサポーターに訴えた。「力強い言葉をいただいた。よこよこと指揮官。C大阪に勝って勢いをつける。(里見 祐司)

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