J2ベガルタ仙台が藤枝に惜敗し5位に転落…MF郷家友太は今季4得点目
◇明治安田J2リーグ 第31節 藤枝3-2仙台(14日・ユアスタ)
ベガルタ仙台は藤枝に2―3で敗れた。前半4分に先制点を許すと、同30分にも失点。同43分にはMF郷家友太(25)が1点を返したが後半10分に再度突き放され、5位に転落した。
過去リーグ戦3戦未勝利と苦手意識のある藤枝に、まんまとやられた。試合序盤からボールを保持できず、一方的に主導権を握られた。仙台の森山佳郎監督(56)は「失点の仕方があまりにも軽かった」と悔やんだ。
今季やり続けているハイプレスが全く通用しなかった。相手の巧みなパスワークでプレスをはがされると、前半4分にロングパス1本から失点。その後もペースをつかめなかった。今週の練習で指揮官は「流動的で形があって、ないような感じ。1周やって一番めんどくさいなと思ったのが藤枝と熊本。本気で奪いに行かないとボールを取れない」と懸念していたが、「サイドに誘導しても漏らしたり、ボランチの強度も足りなかった」と振り返った。
嫌なイメージが残る黒星となったが今季は残り7試合。次節・甲府戦(21日、ユアスタ)に向けて指揮官は「負けたら終わりぐらいの気持ちで一試合一試合やっていきたい」と再起を誓った。(山崎 賢人)
09/15 06:30
スポーツ報知