創部5年目のクラークが頂点狙う…全国高校サッカー選手権道大会組み合わせ決定

2年連続の高校サッカー選手権道大会に向けて気勢を上げるクラークの選手たち(カメラ・砂田秀人)

 全国高校サッカー選手権(12月28日開幕、東京ほか)の代表切符を懸けて戦う道大会(10月19日から、函館ほか)の組み合わせが13日、決まった。昨年、創部4年目で初出場して1勝を挙げたクラークは、19日の1回戦で市函館と対戦する。2年連続の舞台へ、MF山田遥斗主将(3年)は「最低限、去年の結果は超えて、優勝を意識して戦いたい」と頂点を目指していく。

 20年に部員3人から始まったチームは今年、51人になった。A~Cの3グループに分けられるようになり、伊藤壇監督(48)は「競争心が芽生えてきた」と進化を強調。昨年までは力差から勝負にならなかった紅白戦では、控え組も勝つなど組織力が上がってきた。夏の本州遠征では道外の強豪校を破り、栃木・矢板でのフェスティバルで優勝と結果も残した。来季、道リーグのBTOP北海道に加入するGK対馬孝介(3年)は「昨年はみんな緊張もあったが、今回は初じゃないので」とレギュラーは1人抜けただけという経験を生かし、旋風を巻き起こす。

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