ドジャースと対戦するヤンキースとは…前回「世界一」の15年前は松井秀喜さんがMVP

 米大リーグのワールドシリーズは25日(日本時間26日)、ドジャース(ナ・リーグ)の本拠地、ロサンゼルスで開幕する。ドジャースと対戦するヤンキース(ア・リーグ)とはどんなチームか。基本情報をおさらいしておく。(デジタル編集部)

 ヤンキースは、ニューヨークを本拠地にし、ア・リーグ東地区に属するチームで、リーグ優勝は41回、ワールドシリーズ制覇27回とも最多の名門だ。1903年にニューヨーク・ハイランダーズとして創設され、13年にヤンキースと改名された。本拠地のヤンキースタジアムは、右翼が左翼に比べ狭く、左打者に有利とされている。

 古くは、ルー・ゲーリッグ、ベーブ・ルース、ジョー・ディマジオら名選手が所属。日本人では、伊良部秀輝、松井秀、井川慶黒田博樹五十嵐亮太、イチロー、田中将大らがプレーした。中でも松井秀は2003年と09年にワールドシリーズに出場。09年には打率6割1分5厘、3本塁打、8打点でシリーズMVPに輝いた。

2009年のワールドシリーズ第6戦、2回に右翼席へ先制2ランを放つヤンキースの松井秀喜(AP)

 その後は、プレーオフには出場するものの、ワールドシリーズにはたどり着けず、15年ぶりの出場となった。

 今季の主な選手は、昨年まで大谷とホームラン王やMVPを争っていたアーロン・ジャッジ、本塁打王2度のジャンカルロ・スタントン、首位打者1度のフアン・ソト、通算153勝で昨年サイ・ヤング賞を受賞したゲリット・コールら。監督はアーロン・ブーン。03年のワールドシリーズにヤンキースの一員として出場した。

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