メジャー初の救援登板、メッツ千賀滉大は3失点でリード広げられる…ほろ苦いポストシーズン

 米大リーグのナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦は20日(日本時間21日)、ロサンゼルスで行われ、ドジャース(西地区1位)がメッツ(東地区3位)を10―5で下して、対戦成績を4勝2敗とし、4年ぶりのリーグ優勝とワールドシリーズ進出を決めた。メッツ千賀滉大は4-7の七回から6番手で登板したが、八回に3失点し降板、1回3分の2を投げて34球、3安打3失点だった。

 3点ビハインドの終盤のマウンドを任された。七回は先頭打者を死球で歩かせたが、後続をフォークで三振に打ち取るなどして無失点で切り抜けた。しかし、八回に先頭のテーラーに中前打を許すと大谷翔平には四球を与え、ベッツに左翼線適時打を許す。さらに犠飛とE・エルナンデスに適時打を許したところで降板となった。

 今シリーズの第1戦に先発したが、1回3分の1を2安打3失点で敗戦投手となり、この日はブルペン待機。メジャー2年目で初めての救援登板だったが、リードを広げられる、無念のマウンドとなった。

 メジャー1年目の昨季は12勝を挙げたが、今季はけがに悩まされてレギュラーシーズンは1試合だけの登板となった。懸命のリハビリで戻ってきて、復活を期したが、ほろ苦いポストシーズンとなった。(デジタル編集部)

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