勢い止まらぬメッツ、フィリーズ救援陣捉え地区シリーズ先勝 千賀滉大は2回1失点、元西武のギャレットが逆転呼び込む好救援

PHILADELPHIA, PENNSYLVANIA - OCTOBER 05: Brandon Nimmo #9 of the New York Mets after a rbi single against the Philadelphia Phillies during the eighth inning in Game One of the Division Series at Citizens Bank Park on October 05, 2024 in Philadelphia, Pennsylvania.  (Photo by Heather Barry/Getty Images)


PHILADELPHIA, PENNSYLVANIA - OCTOBER 05: Brandon Nimmo #9 of the New York Mets after a rbi single against the Philadelphia Phillies during the eighth inning in Game One of the Division Series at Citizens Bank Park on October 05, 2024 in Philadelphia, Pennsylvania. (Photo by Heather Barry/Getty Images)

● フィリーズ 2-6 メッツ ○
<現地時間10月5日 シチズンズ・バンク・パーク>

 ナショナル・リーグ東地区王者フィラデルフィア・フィリーズ、ワイルドカード3番手ニューヨーク・メッツによる地区シリーズが開幕し、初戦はメッツが逆転勝利。先発した千賀滉大投手(31)は2回1失点という投球だった。

 シリーズ開幕投手として7月26日以来の復帰登板を迎えた千賀だったが、1番シュワバーに3球目フォーシームを振り抜かれ、先頭打者アーチを被弾。いきなり先制点を許すも、以降は無安打に抑えて2回裏には三者凡退。2回31球を投げて1安打、1四球、3奪三振、1失点という投球で降板した。

 メッツは千賀の後を受けた2番手左腕デービッド・ピーターソンが3回無失点。元西武の3番手リード・ギャレットが6回裏から2回パーフェクトに抑え、1点ビハインドで7回を終えた。

 打線はフィリーズのエース右腕ウィーラーに7回までわずか1安打、得点圏1度のみと封じ込まれるも、8回表にブルペン陣を攻略。2番手ホフマンから無死一、二塁の好機を作ると、2番マーク・ビエントスの適時打で同点とし、3番手ストラームから3番ブランドン・ニモが適時打を放って逆転に成功。さらに4番ピート・アロンソの犠飛、代打J.D.マルティネスの適時打など一挙5得点で試合をひっくり返した。

 逆転直後の8回裏を4番手フィル・メイトンが無失点で繋ぎ、5点リードの最終回を5番手ライン・スタニクが締めて試合終了。ワールドシリーズ進出を果たした2015年以来、9年ぶりの地区シリーズで白星スタートを切った。

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