大谷翔平が初回先頭打者本塁打、前日から2打席連続弾…ポストシーズン走者なしで初安打

 米大リーグ、ナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)は17日(日本時間18日)、ドジャース(西地区1位)とメッツ(東3位)の第4戦がニューヨークで始まった。ドジャースの大谷翔平は1番指名打者で出場し、初回の第1打席、メッツの左腕、キンタナから右越えに初回先頭打者本塁打を放った。前日に3ランを打った最終打席から2打席連続の本塁打となった。

 初対戦となったキンタナに対し、見逃しボールからの2球目、中に甘く入ったシンカーを振り抜くと、打った瞬間にさく越えを確信させる完璧な当たり。この試合最初のバット一振りで、仕留めた。大谷は今季ポストシーズンで、走者なしの場面では四球を含む26打席目で初のヒットとなった。

 ドジャースはこの試合でスタメンを大きく変更。MVPトリオの一角で、右足首を痛めている左打者のフリーマンがスタメンを外れ、当たっている選手を中軸に上げた。3番には右打者のT・エルナンデスを、スイッチヒッターで小柄なエドマンが、このプレーオフでは初めて4番に座った。

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