巨人、4年ぶり39度目のセ・リーグ優勝…大混戦抜け出し創設90周年の節目飾る

4年ぶりのセ・リーグ優勝を決め、胴上げされる阿部監督(28日、マツダスタジアムで)=大塚直樹撮影

 プロ野球のセントラル・リーグは28日、読売巨人軍が4年ぶり39度目(1リーグ時代を含め48度目)の優勝を決め、創設90周年の節目を飾った。優勝へのマジックナンバーを1として迎えたマツダスタジアム(広島市)での広島東洋カープ戦に8―1で勝利した。

 阿部慎之助監督(45)は就任1年目でリーグ制覇を果たした。

4回、ピンチを迎えて力投する菅野(28日)=東直哉撮影

 巨人は今季、開幕から得点力不足に苦しみながらも、投手陣の奮闘で接戦をものにして上位をキープ。阪神タイガースなどライバル球団と競り合う大混戦の中、終盤の直接対決を制して抜け出した。

7回1死1、3塁、2点適時2塁打を放ちガッツポーズする岡本和(28日)=横山就平撮影

 巨人は上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)に出場し、2位―3位のファーストステージ勝者と、ファイナルステージ(10月16日開幕、東京ドーム)で日本シリーズ進出をかけて対戦する。

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