ヤンキースのブーン監督が来季も続投 監督通算603勝、8年目の指揮へ


◆ GM手腕評価「選手たちと深い関係を築いている」

 ヤンキースは8日(日本時間9日)、アーロン・ブーン監督(51)が続投すると発表した。球団側が保持していた2025年の選択権を行使し、来季が就任8年目となる。

 ブーン監督は2018年からヤンキースを指揮。今季はレギュラーシーズンでア・リーグ最高勝率となる94勝68敗をマークし東地区優勝を果たした。ポストシーズンでは地区シリーズでロイヤルズ、リーグ優勝決定シリーズではガーディアンズを撃破し15年ぶりのア・リーグ優勝を達成。ワールドシリーズではドジャースに1勝4敗で敗れ世界一達成とはならなかった。

 ここまで監督通算603勝429敗を記録し、3度の地区優勝含む7シーズンでポストシーズンへ6度導いているブーン監督。ブライアン・キャッシュマンGMは球団を通じ「アーロンは我々のクラブハウスの中で揺るぎない存在感があり、選手たちと深い関係を築いている。厳しくプレッシャーのかかる舞台でもそのような能力を発揮していることが、彼が優れた監督であることを示す」と、改めて指揮官の手腕を評価した。

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