ドジャース・大谷翔平「ただただ楽しいなっていうゲームでした」 日本人史上初のポストシーズン初出場で初本塁打

LOS ANGELES, CALIFORNIA - OCTOBER 05: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers celebrates a three run home run during the second inning against the San Diego Padres in Game One of the Division Series at Dodger Stadium on October 05, 2024 in Los Angeles, California.  (Photo by Harry How/Getty Images)


LOS ANGELES, CALIFORNIA - OCTOBER 05: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Dodgers celebrates a three run home run during the second inning against the San Diego Padres in Game One of the Division Series at Dodger Stadium on October 05, 2024 in Los Angeles, California. (Photo by Harry How/Getty Images)

○ ドジャース 7-5 パドレス ●
<現地時間10月5日 ドジャー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間5日、パドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・指名打者」でフル出場。ポストシーズン初本塁打を含む5打数2安打、3打点の活躍でチームの逆転勝利に貢献した。

 試合後、現地放送局のインタビューに答えた大谷は、「雰囲気自体がすごい興奮、熱気で、ただただ楽しいなっていうゲームでした」と笑顔でコメント。MLB7年目にして初出場を果たしたポストシーズン初戦を振り返った。

 2回裏、今季14勝の先発右腕シースから同点3ラン本塁打を放った場面については、「本当に素晴らしい投手ですし、なかなか失投も少ないと思うので。そういった投手の難しいボールだったと思うんですけど、良い形でヒットにできて、ラッキーだったと思います」と分析。カウント2-1から真ん中高めのフォーシームを振り抜いた大谷は、打った瞬間本塁打を確信。雄叫びを上げながらバットを投げ捨て、待望の一発に感情を爆発させた。

 先発の山本由伸が3回5失点を喫し、2度のリードを許しながらも、チームは逆転勝利。「本当に初戦って硬くなると思うので。その中で由伸も悔しいと思いますけど、また切り替えて頑張ると思いますし。こういう初戦を素晴らしいチーム相手に取れたっていうのは大きいんじゃないかと思います」と語った。

 この試合の大谷は2012年のイチロー氏(当時ヤンキース)以来12年ぶり、日本人選手7人目となるポストシーズンでの本塁打を記録。初出場での一発は日本人選手史上初の快挙となった。4回裏の第3打席では、中前安打を放ち、テオスカー・ヘルナンデスの逆転2点適時打を演出した。

 4年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すドジャースは、今季終盤まで地区優勝を争った宿敵パドレスに先勝。日本時間7日の第2戦ではダルビッシュ有との対戦が予定されている。

ジャンルで探す