パドレス、地区シリーズでドジャースと対戦 ダルビッシュ「自分たちは勢いがある」


ワイルドカードシリーズ第2戦
○ パドレス 5 - 4 ブレーブス ●
<現地時間10月2日 ペトコ・パーク>

 ダルビッシュ有投手(38)と松井裕樹投手(28)が所属するパドレス(ナ・リーグ西地区2位・第4シード)は2日(日本時間3日)、ワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦でブレーブス(同東地区2位・第5シード)に勝利。2連勝でWCSを突破し、地区シリーズで大谷翔平選手(30)と山本由伸投手(26)が所属するドジャース(同西地区優勝・第1シード)と対戦することが決まった。

 パドレス打線は1点を追う2回、二死無走者で9番・ヒガシオカが、2戦連発となる左越えソロを放ち同点。その後も1番・アラエス、2番・タティス、3番・プロファーの3連打で満塁とし、4番・マチャドが左翼線を破る2点適時二塁打を放ち3-1と逆転した。

 なおも二死二、三塁で売り出し中の5番・メリルが、中越え2点適時二塁打を放ち5-1。二死から怒涛の6連打を記録し、満員のペトコ・パークは熱狂に包まれた。

 先発のマスグローブは尻上がりの好投を披露していたが、4点リードの4回途中に緊急降板。球団は降板理由について「右ひじの張り」と発表した。

 3点リードで迎えた8回、5番手のアダムが2ランを浴び1点差に迫られたものの、9回は元阪神の守護神・スアレスが3者凡退で締め逃げ切り勝ち。ホームでブレーブスに連勝し、ドジャースが待つ地区シリーズへ駒を進めた。

 試合後にはシャンパンファイトが行われ、このシリーズはブルペンで待機していたダルビッシュは「いつ行くかわからいので気持ちはずっと入れてましたし、ブルペンの人たちの準備を見ながら試合を見ていました」と振り返った。

 5日(同6日)に開幕するドジャースとの地区シリーズでは、第2戦での先発が予想されている。「サンディエゴとしてLAに勝つのは凄く大きなこと。自分たちは勢いがありますし、倒せるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。

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