ロイヤルズ、連夜の1点差勝利でディビジョンシリーズ進出 首位打者ウィットJr.が2戦連続の決勝打
BALTIMORE, MARYLAND - OCTOBER 02: Bobby Witt Jr. #7 of the Kansas City Royals hits an RBI single against the Baltimore Orioles during the sixth inning of Game Two of the Wild Card Series at Oriole Park at Camden Yards on October 02, 2024 in Baltimore, Maryland. (Photo by Greg Fiume/Getty Images)
● オリオールズ 1-2 ロイヤルズ ○
<現地時間10月2日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>
カンザスシティ・ロイヤルズがワイルドカード1番手のオリオールズに2試合連続で1点差勝利。敵地2連勝でディビジョンシリーズ進出を決めた。
初戦を制したロイヤルズは初回、先頭打者マイケル・マッシーの二塁打から一死三塁と早速チャンスを作り、3番ビニー・パスクァンティーノの適時打で先制。8月末に骨折を負い、ポストシーズンで約1ヶ月ぶり復帰を果たした主砲の一打で幸先良く1点をリードした。
今季16勝のベテラン右腕セス・ルーゴは4回まで無失点に抑えるも、5回裏の先頭打者ムリンスに同点のソロ本塁打を被弾。さらに無死満塁のピンチを招いたが、3番サンタンダーを一飛に打ち取って降板すると、2番手左腕アンヘル・セルパが4番カウザーを空振り三振、5番ラッチマンを遊ゴロに仕留めて火消し成功。同点で踏みとどまった。
直後の6回表、二死一、三塁の好機を迎えると、2番ボビー・ウィットJr.が5番手右腕カノから二遊間深くへ打球を運び、2戦連続となる決勝適時打。この1点をリリーフ4投手で守り、最終回は守護神ルーカス・エルセグが2戦連続セーブ。レギュラーシーズンでリーグ2位の得点数を記録した強力オリオールズ打線を2戦18イニングでわずか1点に封じ込んだ。
次ラウンドはア・リーグ最高勝率の東地区王者ヤンキースと対戦。ワールドシリーズ制覇を果たした2015年以来となるディビジョンシリーズは日本時間10月6日、敵地ニューヨークで開幕する。
10/03 08:42
ベースボールキング